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2009年03月27日

軍人と経営者その1

 一見すると、何の関係があるのだろうか?と感じるかもしれないけど、僕は多いに関係あると思う。戦争は野蛮だと批判し省みない人達がいるが、現代の経営学と対比させれば、凄い学問に成り得る可能性が感じられる。

昨年の暮れから顕著になった、派遣切りやリストラ等の雇用問題。それを大戦末期に行われた「特攻」と対比させてみた。「特攻」とは、いわゆる神風特別攻撃隊の略語。後に、統率の外道と評価された戦法。

まず、海軍の特攻の生みの親とも呼ばれる大西瀧治郎〔おおにしたきじろう〕(1891~1945)。彼は、特攻を発案しただけでなく、終戦の翌日にその責任を感じて割腹自決した。切腹した時も、「これでいいんだ。送り出した部下たちとの約束が果たせる」と言って介錯を拒んだという。
軍人と経営者その1



派遣切りやリストラをして経営者やトップが責任をとって、身分を下げたという事例があろうか?あったとしても、ごく僅かではなかろうか。

今の経営者(役員や株主優待を受けている人達も含む)は、こっちの方が大多数ではなかろうか。
陸軍の特攻の設立者とも呼ばれる、富永恭次〔とみながきょうじ〕(1892~1960)。
彼は(←このような綺麗な言葉を使いたくないが‥)、東條元首相の腰巾着とも呼ばれた。特攻出撃前、隊員に対して「諸君は既に神である。君らだけを行かせはしない。最後の一戦で本官も特攻する」と訓示したという。
軍人と経営者その1


にもかかわらず、戦局が不利と見なすと、胃潰瘍という偽の診断書を作らせ、残り少ない戦闘機の護衛の下に芸者達と大量のウィスキーと一緒に敵前逃亡したのだパンチまた、不慮の事故で帰還した隊員に対しても容赦なく罵倒したというのだ。

これこそ、弱い立場にある従業員ばかりをリストラし、自分達はホクホクしている役員や株主優待者とソックリだ!!


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Posted by レオ☆ at 18:09│Comments(0)労働問題
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