2011年08月26日
坂本光司先生の教訓
今朝、ニュースをつけたら驚くべき内容を報じていました。
東電福島原発の下請従業員の約40%が健康診断未受診
国は健康状態に被ばくの影響が出ていないかなどを調べるために、月1回以上の
健康診断を義務づけていました。しかし、東電の社員はほぼ完全に受診していたの
だが、下請は毎月200から300人以上が入れ代わりながら作業していたので、
今迄は状況が把握出来ていなかったのが、つい最近になって約40%が健康診断
未受診であったことが判明したという。
最初から東電側が下請を使い捨てにする考えだったことが明らかです

よく自動車製造会社などでよくある期間工(期間従業員)と同じです。
たとえ、下請会社が健康診断を受けることを拒否したとしても、東電側が一言
国の指示だから、と言って強制的に受診させるよう下請会社に命令する事も出来
るのに、それもしなかった‥。
それで思い出すのが、僕の尊敬する法政大学の坂本光司先生の教訓です。

坂本光司先生の著書や講演などで必ず出る、『本当の企業経営とは』です。
ここで改めて記します。-本当の企業経営とは「5人に対する使命と責任を果たす
ための活動」のこと。使命と責任とは「幸福の追求」「幸福の実現」である。-
その5人の第2番目にこう言っています。
社外社員(下請・協力会社の社員)とその家族
坂本光司先生の教訓から照らし合わせると、東電は、1番目の『社員とその家族』
と5番目の『株主・出資者・関係機関』だけを守ったとしか思えません。そして、こ
のようにも述べています。-これまではとかく、「株主・出資者」の幸福、満足が重
視されてきました。しかしそれは、前の4人に対する使命と責任を果たそうとする心
と行動により、結果としてもたらされるものであって、「追求」する必要はないので
す。なぜ「株主や出資者」ではなく4人の幸福を追求しなければならないのでしょう
か。それは、株主や出資者を重視するあまり、つまり、短期の業績を追い求めるあ
まり、企業の不祥事が次から次に露呈しているからです。(後略)「日本でいちばん
大切にしたい会社2」より抜粋
東電の福島原発の例に限らず、似たような事例をしている企業が沢山あります。
現場で働く人を粗末にしたり、自分たちの幸福ばかりを追求して最低賃金ギリギリ
の賃金で働かせている会社etc。
こんないい加減でいいのでしょうか?
Posted by レオ☆ at 20:05│Comments(0)
│労働問題