ブラウン管TV 不法投棄が急増
このタイトルは、今日の朝日新聞朝刊の静岡伊豆岳南版に掲載されていました記事を転用しました。
やや長い記事ですが、重要なことなので、全文を記そうと思います。
県によると、2009年度に県内で確認された家電の不法投棄は計4038件。このうち、テレビは2697件で、7割近くを占める。
01年の家電リサイクル法施行で処分が有料化されて以降、不法投棄が急増。テレビは01年度の1693件から、03年度は2140件に増えた。その後、1700~1800件台で推移していたが、08年度に再び2千件を超えた。
伊豆市では、周辺地域で地上デジタル放送の中継局が開局した時期と前後して投棄件数が急増。昨年度は前年比6倍以上となる170台が回収された。今年度も投棄件数が減る気配はみられず、過去最多となる見通しだ。
テレビなど廃家電の回収には危険も潜む。人目に付きにくい林道脇の斜面にも投げ落とされているためだ。「日陰で足元が湿っている時は、ブラウン管が重いだけに細心の注意が必要」と40代の男性職員。昨年12月には、回収中に雑木で頭を打ち、転倒した作業員が搬送される事故もあったという。
家電リサイクルの手続きを知らない人も多いことから、各自治体は手続きの煩雑さが不法投棄につながる可能性もあると見ている。県は昨年2月、県内約600の販売店で」つくる県電機商業組合と覚書を締結。購入店でなくても、処分手続きを取ってもらえる流れを作ったが、協力店は、焼津、湖西、菊川各市と森町の36店舗にとどまっているという。
処分については、市町レベルで収集・運搬業者を紹介したり、清掃センターで受け入れたりしている所もある。県は「処分に困ったら、まず各市町の廃棄物対策課に連絡してほしい」としている。
僕は、この記事を読んで、このように思いました。
1)不法投棄の現行犯が見つかった場合は、警察と提携して、一週間とか10日位、無料報酬で職員達と回収業務をさせる。その間の食事代は、罰金と同じように投棄した人に自己負担させる。勤務時間以外は、留置所に入れる。
2)不法投棄が増えているのは、手続きの煩雑さもあるが有料である点。不法投棄をする人にとっては、使えなくなったものをお金出して処分して貰うのは言語道断と思っている筈だ。現に、一般ゴミも、有料ゴミ袋化されてから、不法投棄も増えている。
こういう所では、ボランティア監視員さん達がいますが、僕の現場にはいません。店の従業員さんも、暇な時は駐車場を巡回していますが、忙しいと全く行っていません。
とにかく、
不法投棄をもっと厳罰化しないとダメ
なんですね
なごみ屋(レオ☆)は、今日も100万人の清掃活動を応援しています。
大変長い記事、ご購読ありがとうございました。
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